真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

アナタヲユルサナイ(オールドゲーム感想文)

Surfaceを売ったついでに同じビルにあるブックオフを覗いてみて、何となく108円になっているPSPの裸ソフトを15本ほどつかんで買ってみた。

そういえばその昔にGameBoyで同じことをやっていたなと思いだしたが、とりあえずつかんでみてつまらなかったらドブに捨てるという感じで。

 

久しぶりにPSPを起動してみようと思ったらバッテリーが膨らんで死亡していたのでAmazonで互換品を注文。

PSPはそういや都合3台買っていたな。。。ファームアップデートを一切行っていないPSP-1000ピアノブラック、吉祥寺ヨドバシ開店ポイントアップセールで買ったPSP-1000銀(翌日にPSP-2000が発表になった)製造終了の噂を聞いて速めに押さえたPSP-3000青。

GBもポケットだカラーだアドバンスだSPだと複数台所有していたのでそろそろ1台しか持っていないPSVitaを買い増しするかな。

 

14年前のハードなので映像表現(炎の揺らめきとか、ポリゴンモデルの表示とか)が今見ると古臭いのと、当時は作る側だったのでプログラム的にどんな技を使っているのかが手に取るようで懐かしい感じ。

この感覚は青春を捧げたMegaDriveでは得られなかった感覚だった。

(MD当時は学生でただのユーザーだったし)

 

レトロフリークでやり直したMDソフトはただ古臭いという印象しか持たなかったけどPS世代のゲーム機なら作っていた当時の思い出補正も入って違う印象でしばらく遊べそうだと感じた。

 

本作はノベルゲームなのでボタンを押しているだけで終わるので楽。

ネット検索して触れ込みはかまいたちの夜シナリオライターとスクエアのファイナルファンタジーのコンポーザーがタッグを組んだという触れ込みだった。

PSPを縦に握ってRボタンでページ送りをするという仕様で途中アナログスティックを利用したミニゲームが入る感じ。

 

主人公である女探偵の竹内理々子が自分勝手すぎてイライラする。

警察官に向かって未解決事件の未成年容疑者の名前と住所を教えて!とか

絶対に他人に漏らさないと約束したって言ってるのに隠遁している作家の居場所を教えて!!とか

全ては主人公である理々子本人の気持ちが優先されるごり押し展開に終始イライラしてしまった。

いやそんなの無理に決まってるんだからごり押しすんなよ・・・

 

キャラクターのグラフィックは今でもまぁスタイリッシュに見えるけど、好き嫌いは分かれそう。

ネットの片隅に残るレビューにも書いてあるけどキャラが立っている人物がお姉キャラのユウジくらいで感情移入できないので垣内マモル(2話の犯人)が保釈されたとか言われてもピンと来なかったりするのにそいつが最終話で仲間を拉致しても誰だったっけ?こいつ?とか思ってしまった。

 

バッテリー問題で結局クリアするのに1週間くらいかかったけど108円ならまぁ良いか。

500円だったけどかまいたちの夜の方を買えば良かったかな。

 

次は買っては途中で飽きて売り、新しいハードで買っては途中で飽きて放置を繰り返しているシュタインズ・ゲートを頑張って読むか。

 

SurfaceLaptop売却

今後のためにメモ

 

5のつく日はソフマップで買い取り額が15%増額されるので売りに行く。

MSOfficeが付属しているので発表資料を作ったりするのには全く過不足は無いのだけれど国内版は日本語配列キーボードしか選べずそこが不満なのと、Unityでの開発ではほぼ必ずエディターがフリーズするので(GPUよりはメモリだと思うんだけど増設できないし)後継機も発売になっちゃったし値段が下がりきる前に売ることにした。

 

リカバリーはいつもの通り行いOffice2016の扱いがどうなるか不明だったが再インストール用のプロダクトコードをメモして添付してソフマップへ持ち込んでみた。

結果はOfficeのプロダクトコードは開封してしまうと未インストールであっても買取不可というか欠品扱いで9000円減額であった。

また同時にポイントで購入したSurfaceペンは買い取り額1000円だというのでSurfaceはまた買うこともあるだろうから売らずに引き取ってきた。

増額の日を狙って持って行ったので買い取り額は6万円になった。

 

今後のメモとしてはプロダクトコードは開封しちゃダメ。

Officeつかいたいなら今持ってるライセンスを移行して使う事。

京都出張

GEOの会議を国内でやると食事がしょぼいのであまり行きたくはないが仕事なので行く。

せっかくだから前日入りして京都大学で働いている友人に連絡をしてディープツアーを敢行してもらった。

10時東京発で12時に京都着、改装中の伊勢丹で昼食(和久傳)鱒寿しが旨い。

彼は食品系の研究者なので彼が言うには料理は出汁が重要だとのこと。

うま味成分にはそれぞれ持続時間があり、出汁には様々な種類のうま味成分が含まれているため、うま味を感じる時間が相対的に長くなることで満腹中枢が刺激されて少量でもおなか一杯になる。

化学調味料を使った(塩味のみ等)のポテトチップスみたいなものはうま味を感じる時間が短いのでいつまで繰り返し食べることができるという話をしてくれた、なかなか興味深く面白い話だったので論文だけじゃなくて一般的な書籍にも書いてよとお願いしておいた。

京都大学のキャンパスへ行って彼のタブレットのバッテリーを交換してあげる(最新端末では動かない古いアプリが必要でバッテリー交換不可な古いタブレットをずっと利用している)

 

なかなか行けそうにない場所を見たいとお願いしたら吉田寮に連れて行ってくれた。

玄関あたりをうろうろしていたら寮生がやってきて中を案内してくれるというのでお言葉に甘えて中を少し見せてもらった。

廊下を歩きながら、アニメ四畳半神話大系のOPで見られた映像はここなのだろうなと思った(写真撮影は禁止されていたので残念)

半分朽ち果てた様な感じでそこら中穴だらけだし、安くても夏も冬も住むのは辛そうだなというのが感想。

 

その後は汁る香というお店に連れて行ってもらい、白味噌の味噌汁がメインのお店で夕食。

先斗町を一寸歩いてみたいという観光客ぽいことをお願いして雨のなか一寸歩いて空いてた店に滑り込んで軽く飲んで解散。

 

金曜日午前中までは会議、午後がフリーになったので御朱印巡りをしてみることにした。京都はやたらと数が多いからか持参した御朱印帳に押すのではなく既に押してある紙を渡されるところが多いので、粗末にできないし扱いに困る感じなのであまり熱心に集めたりはしないつもりだったが調べてみると刀剣神社御朱印巡りなるイベントがあるようだったのでとりあえずそれをやってみた。(第7弾)

 

場所を確認して4神社のうち藤森神社だけ京都駅南側だったので電車で移動。

その後京都駅に戻って駅そばのレンタルサイクルを借りて移動

清水寺伏見稲荷神社は周辺がすべて駐輪禁止区域なので注意してくれと言われたので

ガチ観光には自転車でも不便そうだと思った。

 

刀剣乱舞という刀剣が美少年に擬人化されたゲームアニメの聖地巡礼コースになっているらしくどの神社も若くて綺麗な女性が多くいて、御朱印を頂くために並んでいるので普段の神社仏閣巡りとは違う雰囲気がして一寸面食らう。

特に最後に廻った兼勲神社は織田信長を祭っていて彼の愛刀薬研藤四郎の写しが公開されていて写真撮影も可能だった。さらにその刀を打った藤安将平刀匠のトークイベントが行われていて若い女性が並んで彼の話を聞き、感極まって泣き出すというシーンが何度も見られた。そこまで入れ込めるって若いなぁ凄いなぁと思った。

 

土日は全日フリーなので引き続き一人で散策。

下鴨神社へバスで向かって参拝。

その後糺の森を散策、台風22号の影響で原生林の一部が被害を受けていた。

 

鴨川デルタで日向ぼっこしたりしてのんびり過ごした。

途中ingressのミッションをクリアしつつ帰宅。

教えてもらったケーキ屋ロトスを探してお土産のカトルカールを購入。

宿に帰ってTVを見たら歌舞伎の南座お披露目で四条大通りで歌舞伎役者のお練りがあったそうな。

 

日曜日も朝からIngressの連続ミッションをクリアしまくり、その途中で京銘菓大極殿本舗でこれも四畳半神話大系で出てきたカステラを買って、序に琥珀流しとぜんざいのセットを食べてみたりしたのだけれどお店を見つけるのに、Ingressを起動しつつGoogleMapナビの小画面でお店を目指すということがAndroid8からの新機能でナビ起動中にナビを小画面にして常時表示できる機能というがでとても便利だった。

壬生寺であるとか新選組屯所の旧前川邸を見学もできた(旧前川邸は個人宅なので土日祝日のみ公開しているとのことで一寸ラッキーだった)

 

結果帰るまでにIngressのクリアミッション数は40に到達、メダルの順番がきれいにそろって見た目も綺麗。

 

ほぼ歩いてたけど、いたるところに祠や小さい神社があるのでポータルだらけでIngress 向きの土地ですね。京都駅周辺はたまたまEnlightened優勢だったのでレベル8のアイテムもいっぱい貰えたし良かった。

 

 

Essential Phone買ったけど即交換になった

Android大好きっ子としてAndroidの父が作ったとか言われると買わずにはいられない。

Amazonサイバーマンデーなんかだと209$で投げ売りされたとか後から情報を知ってちょっと残念だったりしたけど9月から格安SIMIIJ楽天で取扱い開始したというニュースが!

 

ちょうど今IIJ格安SIMを運用中なのでIIJサイトから端末のみ購入が可能になって、しかも半年SIMをキープしていれば1万円分のアマゾンギフト券を貰えるというので、最終的には税込み42984円となって10月1日現在の米Amazonでの価格(330$)+海外送料+税金と比較して大差ないと思ったのと海外通販したときの初期不良品に当たった場合のやり取りが面倒そうだと思ったので、IIJで購入すれば初期不良くらいはIIJで対応してくれるかも?と思ったので買ってみた。

 

初期設定を済ませてOSアップデートの前にプリインアプリのアップデートをしようと思ってしばらくアップデートの経過を待っていた。

その間暇なので爆音で画質最悪と言われるカメラがどんな物かと思ってカメラアプリを起動しようとしたらカメラは起動せず再起動を繰り返してエラーダイアログを出して終了。

何度か試してみてもカメラアプリは同様に落ちる。と思ったらその後OS自体が再起動してしまいEssentialのロゴから画面が変わらない状態になってしまった。。。

 

幸いブートローダー(電源長押し+ボリューム下)には入れたので、リカバリーモード(選択後、電源長押し+ボリューム上)でファクトリーリセットを行うも症状変わらず。

 

昔からくじ運は良い方で機械モノはこういう初期不良品に当たることが良くあるが久しぶりに引いたと思った。まぁこういうのも楽しめないとガジェットは買えないよね。

早速IIJのサポートに連絡をしてみた。

 

そうしたら初期不良はメーカーサポートを使ってくれとのこと、月500円の端末保証サポートプランに加入していても購入後1年はメーカーサポートを使ってくれという対応は同じと言われた。

これなら海外通販と大差ないなぁと思った。

5chのPH-1スレでボヤいたら格安SIMはサービス全てクソなので割り切ってSIMだけ運用すべしといわれた。まぁ確かにその通りだよね。

 

IIJのサポートはEssentialのサイトから日本語でサポートメールを出せると説明してきたのでとりあえず日本語でメールを出したけどいろいろ検索してみて交換対応した人たちのブログを見てみると英語でやり取りしたっぽいので英語でメールを出し直したら返事が英語で来た。

 やり取りしたのが10月7日からの土日をいれた期間だったので少々時間がかかっている印象はある。

 Fedexでの故障品返送はバッテリーがどうのこうので揉めた記事があったので、幸い近くにある営業所に持ち込むことにした。

 

時系列(日本時間)

  • 10月1日IIJサプライサービスに注文。SIMの契約期間で10月1日以降に申し込まないとAmazonギフト券1万円が貰えなかったので1日0時過ぎにネットで注文。
  • 10月4日端末到着。簡易宅配ボックスサービスOKIPPAを初めて利用して不在時に端末を受け取れた。
  • 10月5日充電完了したのでIIJSIMを指して初期設定したが上述の状態。OSバージョンは7.1.1
  • 10月5日IIJサポートにメールとチャットでやりとり、その後Essentialサイトから日本語でサポート依頼メールを送るも返事がないので英語で出し直し。
  • 10月6日3時Essentialサポートから英語で返信。外見上破損は無いか?何かインストールをしたか?リカバリーモードは試したか?という内容。
  • 同9時ファクトリーリセットしても直らないという内容でメール返信
  • 10月8日22時交換対応するのでフルネームと送付先、シリアルナンバーと外装の写真、購入証明書(IIJのメール)を添付しろというサポートメールが届く
  • 同28分指定された情報と写真を添付して返送
  • 10月9日0時29分、サポートから30分以内に交換方法のメールを送ると返信
  • 同32分交換品送付先などを登録するリンクメールが届く。本体399$郵送料は無料プランも選べたので無料を選択(故障品を返送すると399$は返金される)
  • 同10時49分オーダー完了メール到着
  • 同22時18分返送用のFedexラベルなどの印刷リンクがあるメールが届く(4枚全て必要)
  • 10月10日4時11分Fedexラッキング番号のメールが届く、10月15日到着予定。
  • 同9時サポート内容のアンケートメールが届く、回答して返信
  • 10月15日12時交換機がFedexより到着、実家で家人が受け取り
  • 10月18日19時Fedex営業所に故障端末を梱包して持ち込み出荷
  • 10月20日実家で交換機の動作確認、パッケージは本体のみで付属品は無し。
  • 10月25日4時Essentialより故障機が届いたので交換対応終了という内容のメールが届いた。

これにて終了かな?

動作する端末を弄ってみての感想は素直すぎて今の所不満は無いけど逆に面白みが無いようにも感じた。

あとは言われる通りSIMフリー端末なのにカメラアプリが爆音で静かな会場での撮影には不向きだった。

 

 

 

 

 

 

フリクリ・プログレ(映画感想文)

オルタナが30分1話のOVAをぶった切ってただ繋げただけの3時間上映という苦行を強いた内容だったので、今回もどうせ同じだろうと座り続けて痔が悪化するのは避けたいから凄い悩んだのだけど、前売り買ってしまっていたので勿体ないから貧乏性なので見てきた。

 

直前にメルカリで買った無印のBDを見直していたので思い出せたけど1話のラストで懐かしい面々の顔が出てきたりするので続編なんだなとわかる。

前情報で懸念していた林原めぐみのハル子は流石の貫禄。

かなり新谷真弓の演技に寄せた演技で違和感がなかった。視聴後に思ったのはあの演技でOKを出すならやはりプログレ新谷真弓を外したキャスティングの理由が本当によくわからん。

 

当の林原めぐみのブログや有名ブロガーの感想でハル子ではなくハルハ・ラハルだし分裂した別人だから声が違っていても当然だし、新谷真弓ボイスだとグロテスクだろうというよう意見もあったけど、私の解釈とは違う。

ジンユと合体した(無印時代やオルタナ時代)状態ではハル子の性質が勝っていて、骨格や風貌がハル子の状態なので声も新谷真弓ボイスであっても寧ろその方が違和感がないと思える。

結局キャスティングは大人の事情なんだろうなぁと思ってしまった。

 

5話は皆さん言っているけど高畑勲かぐや姫の物語を彷彿とさせる作画で新しいものを見せようという気概が感じられて良かった。

新キャラアイコは使い方が確かに勿体ない、レンタル彼女のエピソードもう少し膨らませられるし6話で唐突に重要キャラに躍り出てくるのはオルタナのペッツ以上。

 

ヒドミの母親(井上喜久子)が後妻でヒドミとは血縁がなくて蒸発?した旦那を二人で喫茶店やりながら待っているとかも最後まで見ないとセリフで説明されないのは不親切、その辺も1話の内に見せられる演出方法もあるだろうになぁと思ったりした。

 

可愛い声だけど水瀬いのりって人気声優なの?(老害意見)

一度聴いたら忘れない声とかプログレの感想ブログをサーフィンしていて見つけたんだけどそうかな?

日本のアニメーション向きだなとは思うけど特徴つかみにくくて記憶に残らない声だと思うんだけど。ビジュアル込みなら覚えられそうだけど、本当歳とると若い子に興味がなくなってしまっていかんね。。。

 

 

 

 

オーダーメイド殺人クラブ(読書感想文)

辻村深月

 

直前に読み終わったマイケルサンデルが読みにくくて苦痛だったので積読の中から次は好きな作家にしようと最初から思っていたのでこれにした。

 

中二の少女小林アンが親と喧嘩したり、クラスで無視して虐められたりして(フリクリのコメンタリーで鶴巻監督も言っていたが日本では本当に些細な事、一寸可愛いとか浮いているということで虐められるから大変だよね)生きるのがつらくなったので自殺ではなく他殺されて語り継がれる事件になって伝説になりたいと思って

クラスの目立たない男子徳川勝利と一緒に殺害動機から現場の見せ方から何から何まで考えてノートに書いてそれを実行しようとするという話。

 

最後の最後まで中二の若いみそらで本当に死んじゃうのかな~?勿体ないなぁ

と思いながら読んでいたんだけど、ラストは解説の大槻ケンヂがいうところの

辻村節キターという感じで読後感はすっきり、大槻ケンヂも解説で書いていたけど

辻村深月は本当に人が良いというか優しいというか人を信じている感じがとても良い。

最近思ったのだがどの作品もラストの余韻をもう一度感じたくて読み返してしまうという事に気づいた。

 

 

フリクリ北米版BD

無印の北米版BDをメルカリで安く買った。

プログレ公開前に間に合ったので一気に見てみた。

DVDは北米と日本でリージョンが分かれていたけどBDのリージョンは日米一緒なので普通にPS4で再生できた。

 

だいぶ昔の作品なので国内正規版BDならきっと貧乏ビスタになったりするのだろうけど、北米版は左右に柱がある状態で鑑賞。

本編は日本語音声字幕なしで視聴可能だし、英語字幕ありでオーディオコメンタリートラックも再生できたので再生環境については国内版より全然安かったのでラッキー

 

内容はもうすっかり忘れちゃっていたんだけど、一気に見直して今酷評されてるオルタナも原作の設定を引き継いだ続編としてはまぁありかな?位には思い直せるようになってきた。

 

鶴巻監督の斬新な演出が(コメンタリーを聞いてみると当時はアナログからデジタルへの移行期だったのでいろいろ試したい時期だった様子、漫画のコマで表現するとか作画のテイストをがらりと変えるとか)現在はデジタル制作が成熟しつつある時期で新しい表現への挑戦が殆ど感じられなかったのがフリクリらしくないという批判の元になっているのかなと思いました。あとは榎戸脚本の性的な暗喩とかもオルタナでは殆ど見られなかったし。この点も然り。

 

初公開時少年王3号氏がTVロボットカンチは野球留学したナオタの兄タスクであると良く言っていたのだけど、当時は別にタスクが死んだなんて話はどこでも言ってないしそんなはずはないと思っていたのだけど、今回見直してみてそれ程外れた考察てもないかなと思うようになった。

 

ナオタのNO(遥か彼方の物質を呼び寄せる能力)で自分がピンチになったとき兄に助けを求めたりしていたので、海外にいる兄がカンチの中に吸い寄せられて弟を助け、終わったら都合よく戻ってドロドロのゲルまみれになってるとかいうことも考えられなくもないなぁと思ったりしました。

 

痕は榎戸脚本の共通点として登場人物(ヒロイン)に過去酷いことをされた人が出てきて主人公にあいつは止めとけ等と説教するシーンが多いような気がしますね。

本作だとノリ眉毛の男とかウテナやトップ2でもそんな感じのキャラクターがいた気がする。