完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込み
・若林正恭
オードリーの春日じゃない方の人のエッセイ集
私もそれこそ10代のころは彼と同様に感じていたこともあった。
世間を斜めに見て、他人の目を気にし過ぎ「お前ごときが服とか買ってんじゃねーよ」
等と勝手に妄想して洋服も買いに行けないとか。
その状態を脱するには彼も書いているが皆自分のことだけが大事で誰も他人の事をそこまで気にしていないということにいつ気づくか?ということかなと。
思い返してみると私も大学生くらいから段階を経てクリアしている気がする。
30代でバイクの免許を取ってバイクを買った頃、ヘルメットは派手なのが多くて一寸恥ずかしいなと思ったりしたこともあった 。
その時は車の運転もしていたので、車の運転手はバイクそのものには注意をするけど乗っている人の服装までは別に気にしないということを感じていたので、それはそのまま他人はそこまで自分の事に注目していないということだなと思ったり。
同じく30代にレコーディングダイエットで4か月で20Kg落としてダイエットに成功したときには大分自身もついてどんな洋服やでも躊躇せずに入れるようになった(買うかどうかはまた別)
アラフォー通り越したオッサンになった今となってはもうそこまで卑屈になることはないけれど、昔の自分を思い出して少し懐かしく思えてたまにくすっと笑える部分もいくつかあったし短いエッセイなので読みやすくて面白かった。