真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

ベイビードライバー(映画感想文)

菊地成孔がラジオで見ろと言っていたので見てみた。

 

東京はもう公開が終わっていたので、横浜で探して港北109でレイトショー

初めて行った横浜市営地下鉄ブルーライン南センター駅は駅前広場に出た瞬間

生粋のハマっ子に一寸失礼かもと思いながら海浜幕張みたいだと思ってしまった(怒られそうだと思ったけど、そもそも千葉の方がここをもとに作ったのかもしれない)

 

映画のストーリーは大筋は良くある感じ。

犯罪組織の凄腕ドライバーにロマンスがあって抜けたいのにずるずる仕事をさせられて、逃げ出すんだけど失敗して組織に追いかけられて結果警察に捕まってしまってという感じ。

過去の事故で耳鳴りが止まない凄腕ドライバーのベイビーはイヤホンで音楽を流すと耳鳴りが止まって思考がクリアになってスーバードライバーになるので警察の追跡をかわせるという設定

 

音楽はiPodで聞くんだけど気分によってiPodごと変えるという性格で沢山のiPodを持っている

その中には子供の頃に両親からプレゼントされた初期型iPodもあって、それが両親が死んでしまった事故で一緒に壊れてしまっているのに手放せないとか、妙にデコったiPodは誰から貰ったのか?とか、人の会話の一部を録音してラップ調のデモテープを作るのを趣味にしているとか(カセットテープに録音している)色々仕掛けがあって全編音楽が流れるんだけど、どれも結構良い曲でまた聞きたくなる。

 

菊地成孔Amazonでは画びょう一個すら買わないようにしていたのにサントラが欲しくてたまらなかったのでとうとうAmazonで注文してしまったと言っていたし、自分も一寸欲しい。

 

デボラとデブラ、ベイビーとデイビス等々洋楽の歌詞や歌手の知識がもう少しあると面白く感じる仕掛けもあるようでその辺はジャズミュージシャンの菊地成孔がラジオでいろいろと語っていた(ネタバレしない程度に)4回見て1度の上映中に3回泣いたって言ってたかな?私は同じ映画を2度見る趣味は無いけどやっぱりサントラは一寸欲しいかも。