真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

読書評

・キャバ嬢の社会学

身近に働いている人がいるのでいろいろ聞けば良いのだが、その素地として知っておいた方が良いこともあるかと思い読んでみた。

修士論文を書くために実際に働いてみた女性ライターによる内側からのレポートなので

巷にあふれる男性ライターが書いたキャバクラハウツーものとは一線を画していると思ったのも購入理由

業務時間中携帯を弄ってはダメなのはどんな業界でも一緒だとはおもうが結構厳しいなと思ったり(営業メール返すのも業務中は店に許可をもらわないとダメとか)

色恋営業、友達営業、応援営業と大体このくらいの営業スタイルがあるとか

友達営業は本当の友達にならないといけないので結局は全て色恋営業であるとか

最後まで読んで個人的に今後一番注意せねばと思った部分は

昭和初期世代のご年配連中にとっては水商売の女性に対してのセクハラは何もしていないのと同じという意識でいるという件。

身近で働いている人を父親に紹介するときやっぱり少し注意しておかないといけないだろうなと気づけたのが一番良かったかな。

父は今でもあっちの方は元気なので、少しだけ心配してるw