真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論(読書感想文)

・偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論

森林原人

 

筑駒>専修大という経歴のAV男優さんの本

男優さんで選んで作品を見ることはなかなかないので帯には著者近影が載っているけど

やっぱり判らない。

 

内容は平易な文章で語られていて読みやすい。

自分と相手の関係性を見つめなおす機会になった、セックスのその瞬間は満たされて判り合えたような気になるがそれは本当にその一瞬だけでずっと続くことは無いし、更に相手の気持ちなんて判るはずもない。

確かにその通りだし、相手の事を考えてというか自分の事ばかり考えてイライラしてしまう事が多々あるのでもう少し冷静になろうと思ったりもした。

 

過去エピソードで登場する出演作はわざと?ボカシてあって、消耗品だからそもそも古い作品は入手する手段がないんだけど、どの出演作も興味深いことを書かれているので見てみたいなぁと思ったのでその辺が少し残念。

 

帯にある浅草キッド水道橋博士の紹介文

「性に興味のない人は、人そのものに興味ない人で、寂しい人です」-これはなんたる金言だろうか。
森林原人は、性の森林に住む“賢人”だ。分泌と文筆を両立する最先端の“現代人”であり“哲人”だ。

 

まさにその通り、人に興味がないっていうのは寂しいよね。