真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

メガドライブとぼく(オールドゲーム2)

散文でいつもの通り、読み難いです。

 

TVCMで最近流れるゲームのCMってほとんどスマホゲームなんだなと思ったときに

ふと過ったのは、据え置き機や携帯機等のゲーム専用機がTVゲームの主流だった時代はゲームってまず手に入れるまでが大変だったなぁと。

 

子供だったら親に買ってもらうというハードルがあったり

学生だったらバイトするとか小遣いを貯めるというハードルがあったり

 

ネットなんてない時代だったし、少ない軍資金からどのゲームを買うかという厳選を

するのに専門誌を読むくらいしかなかった。

予約をするのを忘れて直ぐには手に入らなかった等という罠もあった。

 

とにかく昔はゲームを手に入れるまでのハードルが高かったんだけど

今は小学生でも持っているスマホに無料でダウンロードしてすぐ手に入るのだから

楽な時代になったなぁと思った。

 

自分の体験では

メガドライブが発売されたときにハードは売り切れてしまったけどソフトだけ売っていたのでソフトだけ(スペースハリアー2)を先に買って、説明書を穴があくほど読んでみたり。

毎月出るゲーム専門誌(Beep,のちにBeepメガドライブメガドライブFAN、後期には電撃メガドライブ等もあった)を発売日に全部買って隅から隅まで読んでみたり等という行為もゲームの世界にどっぷり漬かった体験だった。

なんてことを思っていたら同じようなことを感じている人がいた。

mubou.seesaa.net

そう、まさに「俺たち」

 

メガドライブ本体を買った日は今でも覚えているけど、昭和天皇崩御の日

(不謹慎だったかな?)

雨が降っている中、町中のネオンが消えていた池袋のビックカメラ

裸電球で申し訳程度に明かりをつけて営業をしていた軒先で購入したのを覚えている。

 

そしていろいろなゲームで遊んだ。

熱暴走して本体から煙が出るまで遊んだのは私の人生では後にも先にもメガドライブ大魔界村のみ。こいつは浪人の立役者で思い入れもひとしお。

 

秋葉原メガドライブ版のテトリスが売っているという情報を当時のBBSで入手して買いに行ったり(本当に買えて、店の人にも運がよかったねと言われた)

 

付き合っていた彼女と別れてしまったときに虚しさをごまかすために無心で遊んだのもメガドライブだった。

 

SPEC(Sega Players Enjoy Club)へ入会して開発者が書いた同人誌?が届くのも毎回楽しみだった(不定期なのでいつ届くかは未定だった)

SPECではドリカムのコンサートチケットが抽選で当たって、ドリカムに興味はなかったので妹にあげてしまったのだけれど、後から妹に聞いたらセガの開発者(今思えば広報部辺りだろうけど)が同席した関係者席でのコンサート鑑賞だったと聞いて、チケットをあげてしまったことを後悔したな。

 

テラドライブが発売されてテラネットというセガ運営の草の根BBSがあると知ったとき参加したくてたまらなかった。

大学の授業で使うからと言って親を説得して買ってもらった98Noteにモデムを自分で買ってきて、テレホーダイタイムの夜中に自宅の電話線を引っこ抜いてログをダウンロードして読むのもとても楽しかった。

 

テラネットではサービスを終了するという公式アナウンスが出たころオフ会が企画されてそれに参加したりもした(これが私の人生初のオフ会参加)

そこで知り合ったゲームスクールの講師をされている方からテラドライブとモニター、ゲームソフト数10本を譲り受けたりもした。

 

セガサターンは発売日に予約して購入。

その後に発売された32Xを正月2日の秋葉原ラオックスで買ったりもしました。(店頭在庫最後の1個)

 

時間が前後するけどメガCDも発売日に秋葉原に行って購入した。

帰りの電車でメガCDの大きすぎる箱が自分にはなんだか嬉しかった。

 

夢見館の物語は幻想的で素晴らしかった(サターン版はたいしたことない)

ゆみみみっくすやだいなあいらん(こっちはサターンだった)は普段ゲームをしない妹も興味を持ったので一緒に遊んだ。

シルフィードもすごくハマった。

 

rocketnews24.com

 

ソニックのタイトルで叫ぶ「セ~ガ~!」は本当に衝撃だった。

ベアナックルは部活の友達といつまでも楽しく遊べた。

 

ナムコが参入するとなったときは狂喜乱舞して暫く眠れなかったこともあった。

結果としてはナムコ花形タイトルはライバル機のSFCPCエンジンに供給されてメガドライブにはたいしたソフトは来なかったけど、当時ゲーム好きでゲーセン好きだったのでナムコメガドラソフトは全部発売日に買った。おかげで後にレアソフトとなるレッスルボールも普通に持っていたし、対戦は熱かった。

 

対戦といえば、トレジャーの幽遊白書魔境統一戦も熱かった。

マルチタップを購入して自分のパッドを持ち寄った友人宅で4人同時対戦で夜通しプレイしたりして楽しかった。

 

 まだまだ語りつくせない思い出だらけなんだけど、そんな思い出のゲーム機たちを

両親が元気なうちに実家を処分しないといけないので手放すことにした。

今週末出張査定の業者がやってくる。

 

いろんなことがあった、メガドライブは我が青春でした!!

今でも大好きだ!!!

ありがとうメガドライブ、絶対に忘れないよ。