真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(映画感想文)

途中主演のマイケルキートン舛添要一元都知事に見えてしまったw

 

マクドナルド兄弟が始めた非常にシステマティックなレストランを一目ぼれしたしがない営業マンのレイ・クロックがフランチャイズ契約を結んで事業展開

マクドナルド兄弟の意向を無視して突っ走って最後には名前を使用する権利から何から何まで奪って世界有数のチェーン店を獲得するまでの物語。

 

史実らしいのでなかなか興味深く見れた。

マクドナルド登場以前は料理は全て、皿に盛られてナイフとフォークで食べるものだったところを紙で包むだけで食べたら紙は捨てる(皿を洗う手間も無いし割れることもない)、肉をパンで挟んで手でつかめるようにするとか、売り上げの良いメニューを調べてハンバーガーポテトドリンクの3種類だけが売り上げの86%を占めるので他はやめちゃうとか、当時にしてかなり考え抜かれたシステムだったんだなぁとか思ってみてた。

調理場の導線を考えるのにテニスコートにチョークで図面を描いて実際にバイトを雇って動かしてみるとかも良く考えてる。今なら特許を取っておくべきと考えるような内容。

まぁそれなりに儲けたろうし、当時の額で270万ドルを手に入れたので創業者のマクドナルド兄弟は何とか生活できたのかもしれない(店の名前に自分の名前を使えないとか忸怩たる思いは最後にはあったろうけど)

 

最後のあたりはWikipediaによると一寸違うね。

兄が病気で引退したのともう十分裕福だったので無理して仕事する必要が無いから事業を売却したとある。それはそれで幸せかな。