真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

天才はあきらめた(読書感想文)

山里亮太

 

クズ山里の部分は昨年末のしくじり先生特番で話していた内容より薄いのであれを見た後だとクズの部分はそれほどでもなかった。

 

何よりもまず、他人への嫉妬や怒りを自分が前進するパワーに変換するという頭の切り替えが出来る精神力は脱帽の一言。それができないときにクズ山里になってしまって他人(主に相方)への攻撃・暴言となってしまうという自己分析をしていた。

 

相方であるしずちゃんがボクシングを始めたことでやっと山ちゃんが全力でやれといっている意味がわかった、私はそこまでできていなかった(確かこの件はしくじり先生SPでも話していた)といっていたのが印象的。

ボクシングで世界を目指す様になってやっと理解できたというくらい彼はお笑いに真剣なのだと思った。

解説文でオードリー若林が標準語のツッコミは彼が先駆者だと言っていたけど語彙力・ツッコミの瞬発力を感じさせる頭の回転の速さは天才の証なのだろうとも思った。

 

準優勝した2004年のM-1では優勝がアンタッチャブルだったので柴田のツッコミも当代一だと思うので不祥事がなければ先駆者が変わっていたかもなぁとも思ったりしたけど。