真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

旅の終わり世界の始まり(映画感想文)

有効期限ギリギリの株主優待券で鑑賞

マエアツ(前田敦子)さん主演

 

新海誠の新作天気の子が夕方からなので時間つぶしに丁度良かったので優待券を消化できたことに満足。

 

内容に期待はしていなかったがまぁつまらない。

バラエティー番組のレポーターをしているマエアツさん(葉子)はNoとI can't understandくらいしか英語を喋られないのに、撮影が終わって食事の時間になると

スタッフと一緒には居らず、一人でガンガン出歩く。暗い場所や夜の旧市街など危険そうなところにミニスカ素足でフラフラと入り込んでしまってフィクションだからとはいえ不用心すぎてヒヤヒヤする。

 

食材を買いに行った帰りにフラフラして立ち寄った劇場で突然オーケストラをバックにステージで歌い出すマエアツさんにポカーン(・o・)

歌うシーンは結局彼女の妄想であって、その後のシーンでミュージカル女優が夢であることが彼女の口から語られる。

仕事中は笑顔だけど終わると何やら不満がありそうな態度の演技は、自分の夢は別にあるということの表現だと判る。

 

後半はハンディカメラで自撮りしつつバザーのレポートをすることになったマエアツさんは猫を追いかけているうちにスタッフとはぐれてしまい、警官か軍人ぽい制服を着た連中がいてバリケードがある明らかに撮影禁止っぽい区域にまたしても無謀にハンディカメラを掲げたまま突撃するのでヒヤヒヤ。

 

当然のごとく制服を着た連中に問い詰められて言葉が分からないので(まぁ英語ではなくウズベキスタン語だったが)NoとNo Thank youしか喋れないマエアツさんはその場から走って逃亡。

カメラを途中で捨てたり(酷い!)しながら逃げていたが最後には当然のごとく捕縛され警察署へ連行されてしまう。

 

取調室で中学生でも判るレベルの優しい英語でゆっくり話かけてくれる警官にもI can't understandしか言えないマエアツさんの元に都合よく現地コーディネーターの男が現れて通訳をしてもらいつつ誤解を解いてもらった、撮影禁止なのを知らなかったのなら知らなかったと言えば良いし、マエアツさんが逃げたから話を聞いてほしくて追いかけた

そんなに私達が怖いですか?と言われて涙を流すマエアツさん。

 

その後は日本での大規模火災のニュースがウズベキスタンにも流れてきてマエアツさんの彼氏が消防士なので安否不明で一寸錯乱したりするけど結局彼氏は無事でホッとしたりしてた。

ラストはUMAを撮影しに山に登ってその休憩中に見晴らしの良い景色を見つけたマエアツさんが突然愛の讃歌を歌いだしてマエアツさんのドアップで終了。

 

マエアツさんのファンなら楽しめるのかなぁ?

彼女主演の映画はろくなのが無いな。。。