編集者との対談形式で書かれているので難しい文章はなく、サクサク読める。
裏拍子の押井守学生時代の写真がかなり色男でびっくりした。
掲載誌で募集されたと思われる読者からの各種相談に応えるという形式で
彼の答えは突き放すというか身も蓋もないところを相方の女性編集者が宥める。
結婚しろと煩い親が困るという相談には理解してもらおうなんて考えるな。
自分のことを考えて必要とあらば親を騙せとか。
嫁の雑な家事が気になって仕方ないとか目覚ましが煩いという人には
あなた達は結婚に向いていないので離婚を勧めますとか。
身も蓋もないということはまぁそのものズバリの本質を突いているので
他人事として読むのは痛快ではありました。