真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

ドイツ出張顛末記

人生初のヨーロッパは直行便が無い場所でした。

 

羽田からミュンヘンミュンヘンからハンブルクとこれまた人生初の飛行機乗り継ぎを初体験。

 

ANAの公式サイトからチケットを予約するとミュンヘンでの乗り継ぎ時間は90分

遅延さえなければ大丈夫という上司の意見などを参考に選びました(というか早割なので一度選んだら変更できない)

 

行きの便(羽田>ミュンヘン)が30分遅延して一寸焦ったのだけれど雪のため後続が更に30分遅れて何とか間に合った。

 

ハンブルク空港から市内までは電車で移動、セントラル駅まで片道3.2ユーロ

支給される宿代で泊れる場所を探してセントラル駅の東側の宿を選んだのだけれど西側の方が繁華街で実際に歩いてみると駅を挟んで東西で全く人種が違ったのには驚いた。

 

宿のある東側は有色人種が多く、繁華街がある西側は白人と金持ち観光客の中国人が多いという感じだった。

 

また老若男女問わず背が高いのにも驚いた。

これでは彼らと比べて背が低くて顔も平べったい我々日本人は蔑称としてイエローモンキーと言われても仕方ないなと思ったりしました。

 

 月曜日から土曜日まで仕事(物理の人は真面目だ)

ドイツの日曜日は休日法があって働いてはいけないらしくほぼすべての店が閉まっていた。(観光客にキツイ仕様)

 

丁度クリスマスマーケットが始まる時期で午前10時を過ぎればクリスマスマーケットの屋台村は営業していたので飲食や買い物はしようと思えば何とかできる感じ。

 

天候はまだ雪にはならず雨がずっと降っている。そしてなぜか傘をさす人は殆どいない。

 

折角だからガランとしたハンブルクの街を観光、教会などを見て回る。

 

観光の為に一番遅い帰りのフライトにしておいたら降雪の影響でハンブルクミュンヘン行きが1時間遅延した。

乗り換え時間は帰りも90分しかなかったので、羽田行きは既に飛んでしまった後だった。

 

ルフトハンザ運航だったのでルフトハンザのカウンターを探して相談。

更に1時間遅い便でミュンヘン>上海、上海>羽田というフライトを提示された。

 

初めての経験だったのでよく判らず了承してしまったが、今から思えばここでごねて

明日でも良いから羽田直行便が良いといえば良かった。

 

上海行の便に乗り込んで機内映画でダンケルクを見てたら終わっても未だ飛び上がっていなかった(これも降雪の影響)

 

振り替えてもらった上海での乗り換えも2時間しか間が無かったので、当然の様に乗り継ぎ失敗。

 

ANAに金を払って買ったチケットだけどルフトハンザが振替で用意したのはJALだったのでJALのカウンターに行く(そのためには中国での入国審査を通過する必要あり)

 

当日の便は終わってしまっているので明日朝8時にまた受付に来いとのこと。

それと預け入れ荷物を持たずに出てきてしまったので取りに戻る必要があった。

ミュンヘン空港では預け入れ荷物は自動で転送してくれるので気にしなくて良いといわれたのに、実際には1時間以上探してさ迷ってしまった(最終的に見つかったので良かった)

 

ここでも今思えば、お金払ったのはANAだし降雪遅延したのはルフトハンザなので振替に指定されたJALカウンターではなくルフトハンザのカウンターに相談に行くべきだった。

 

JALカウンターのお姉さんが結託していると思われる安宿に案内されて(約8000円)

一晩横になる。

 

朝6時に上海空港に戻ってJALカウンター、朝の時間帯だと日本語ができるスタッフがいるので一寸楽。

すると昨日は言われなかったルフトハンザで遅延証明書をもらってきてくれと言われて

広い国際空港のターミナルをまた端から端まで移動する。

 

ルフトハンザの隣にはANAのカウンターがあったので何とかならないかお願いしてみたら朝一のフライトに乗ることが出来た。

ANAカウンターで聞いた話で上海発羽田行きは深夜便があるので昨日のうちに来ていればさらに早く帰れたかも?ということを言われた。

 

朝一の便はガラガラで3列シート一人占めだった。

 

1日遅れで何とか帰国