真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

夫のちんぽが入らない(読書感想文)

・こだま

コミカライズ、ドラマ化と話題の作品、紀伊國屋書店アドホックコミックフロアにコミカライズ版と共に平積みされていたので文庫版を買って読んだ。

 

事前に大学院の後輩が読んだという話は聞いていたけどそのときに感想は求めなかったので先入観は一切なし。

 

この本でもあとがきの解説で誰でも一度は面白い文章が書ける、それが私小説だという話をしていて、直前に読んだのも燃え殻著の私小説だったのでその解説には納得

 

赤裸々な告白が延々と続くのでまぁ他人の人生や考えていることって傍から見てると面白いなぁというのが正直な感想で、あとがきに出てくる著者に嫌悪感を抱いて罵倒する人達がいるというのが全く理解できない。

 

作品としての本を読まずに著者である彼女が職場でノイローゼになったり不貞を働いたりするという部分で彼女の人格を罵ったのだろうと思うんだけど、そういう人は読書力とか読解力が全然ないんだなぁと思ったりした。もったいないね。

まぁ私も日本人のくせに日本語で文章書くのが下手過ぎてこんな誰も読まないブログしか書けないので、そこは人それぞれ。

まぁ読まれても問題ない公開形式の日記だと思って書いているので、読まれなくても問題ない(プロブロガーwの人とかは大変だろうけど)

 

夫側の感情や記憶が書かれないので、なぜ夫のちんぽだけが入らないのかが最後まで理解できなかった(不貞を働いていた時期には知らない男のちんぽはすんなり入ったという記述がある)

ベビーオイル等を塗っても半分程度しか入らず、股間が裂けて必ず血が出るというのは夫のちんぽが相当な巨根?いやいや、赤の他人としていた時期もあったのだから他人と比較ができるから、もしそうならそうと書いてあるだろうし・・・

 

次回作のエッセイが既に刊行されているようなので文庫で見つけたら買うかも。