押井守著
読了
スカイクロラ以降、若者は恋愛して結婚しろみたいなことを言い出したので何を言っているのか読んでみたくなったので買ってみた。
まぁ書いてあることは耳が痛いというか至極当然のことばかりなんだけど、いざ実行出来るかと言うと難しいよな・・・
確かに庇護を求めて足にすり寄ってくる可愛らしい子犬を思わず拾って帰ったら家人に怒られるとかえさ代がかかるとか旅行に行けないなんて事よりも楽しいことが待っているかも知れない。
拾わなかったことは何も捨てていないようで実は選んでいない。選ばないうちは何も始まらない。
もっといい女の子が現れるかも知れないと思っていつまでも彼女を作らないようでは、いつまでも彼女は作れないし結婚も出来ない。いつまでも結婚しなければいつまでも子供も生まれない。
もっといい家が見つかるかもしれないといつまでも家を買わなければいつまでも家を買えない。
人生は選択の連続でそうすることではじめて豊かさを増していく。
他者を選び取り受け入れることが人生だという部分は一寸納得。
その他購入書籍
- 草食系男子の恋愛学(森岡正博)
- はてダ界隈で微妙に流行っているようなので読んでみたくなった。
- 追憶のハルマゲドン(カート・ヴォネガット)
- 最後の作品集。大浅倉版
借りた本
- 孤独のグルメ
- 若者はなぜ3年で辞めるのか?