今まではヒロイン瑞希の周りの官僚が入れ替わることが多かったけど今作は瑞希が別部署へ移動することでキャラが入れ替わった。
調べたい研究対象の項目名と関連キーワードを3つ入れるだけで世界中の文献情報を検索して実現可能性を計算して信号機の色で判定してくれるとういう面白スパコン(SOTA)は興味深い
文献はオープンアクセスであってもネットにあるものは殆どPDFなのでPDFの中身を字句解析して更に調べたい研究対象の実現可能性を判断させるシステムは一寸作るの大変そうだな。。。
瑞希が不妊バクテリアを注射されたと思い込んでパニックになるシーンは前作パレイドリアフェイスで外国人労働者に拉致監禁されたときよりも危険な感じがして中盤はハラハラしっぱなしでした。
今回の上司が最後まで敵か味方かわからなくて、(今までの上司はことごとく敵というか黒幕だったので)そこも先が読めない展開で続きが気になりすぎて途中で読むのをやめることが難しかった。
総じて今回も面白かった。
水鏡推理は既に6巻目が出ているので購入済み。