真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

厭世マニュアル(読書感想文)

・阿川せんり

 

表紙が浅野いにおのイラストだったので手に取ってみた。

帯には森見登美彦の推薦文があったのもなんとなく決め手になった。

 

常にマスクをしていないと落ち着かない20代女子の「くにさきみさと」が主人公

大学を卒業して就職も内定出ていたのを蹴って親戚が店長をやっているレンタルビデオ店でフリーターをしている。

 

マスクをしている理由は周りからいろいろ言われたくないからで、その理由がちょろちょろと出てくるんだけど、そのとらえ方が若者特有という感じで青いなーとか思って読んでた、まぁ確かに中二病発症中だとこんな感じになるよな。

 

主人公の一人称はずっと小学生時代に流行った口裂け女からとった「口裂け」だったが

新年に一念発起して自分にとって面倒くさいと思う周囲の人と関わりを持つようにし始めて結果最後にやっぱり面倒くさくなり自分の気持ちを爆発させて発散させる。その際一人称も「私」になって、面倒くさい人たちとの関係をバッサリ切って一人新天地へ向かう(と言っても全て札幌市内)という話

 

解説は帯を書いた森見登美彦

このデビュー作の賞の選考委員だったそうな、同年代で似たような作風(若者が脳内で物凄い思考を繰り返すとか)なんだな。なるほど。

 

GoogleHome 購入

 開封の儀とかくだらないのは検索で上位にいっぱい出てくるクソブログでも見れば良いよね。

 

Googleには色々金払ってる(G-suiteとかDriveとか)し情報を全部渡している奴隷なので発売日に購入。

 

GoogleStoreで日付が変わった直後に申し込めるかと思っていたらなかなか切り替わらず普通にお店が開く時間になったので店頭で購入。

 

ビックカメラがキャンペーンをやっていてお得っぽいのでビックロで受け取りを指定して引き取ってきた。バックヤードの見える位置には同じパッケージが5個くらいあったので自分以外の好きモノがそれくらいいるという事。

ビックのキャンペーンは2個買うと2万円(1個1万円)、1個買うとChromecastがおまけ若しくはスマート照明のPhilips Hueが2割引きというもの。

 

置く場所に迷ったけどChromecastをただで貰ったのでTVのそばに設置してみた。

Wifiも5Gで繋ぎたかったのにうまく行かないので2Gで我慢。

 

GoogleHomeアプリをインストールしてメインのアカウントはアシスタントが使えないので(G-suiteだから?)サブで使っているGmail素のアカウントを設定してやる。

端末内に保存した購入済み楽曲を再生することは出来なかったのでPlayMusicを契約(GoogleHome購入特典で3か月無料だし)今のところ岡村靖幸の曲ばかり聴いてる。

 

radikoが対応サービスに入っていたと思ったので、ラジコが再生できるかと思ったらできなかった。(今調べたら未だ提供予定だった)

 

ChromecastとTVの電源が入れてあれば接続したTV(ソニーブラビア2012年モデル)の電源オフは出来る。逆に電源オンは出来ないので手動で入れる必要がある。

 

動画を再生してというとChromecastで再生されるがその音声はChromecast側(TVスピーカー)でGoogleHomeのスピーカーでは再生されない

 

英語学習用にHuluを契約しようと思ったが、未対応(音声でコントロールできる動画サイトはYoutubeNetflixのみ)

 

何か他にも気づいたら追記します。

今のところはおもちゃですね。

 

 

 

 

 

 

 

iCloud課金

いつの間にかAppleのデバイスが増えすぎて無料の5GBでは足りなくなってきました

(というメッセージが端末に表示されてウザい)

考えてみたらいつの間にかこんなに持ってた

 

iPhone(7+,5s,4s)

iPad(1st,3rd,Air2,Pro) 利用頻度の高い32bitアプリがあるので古いの捨てられない

MacbookPro(Late 2009,Late2013)

MacbookAir(Early 2015)

iMac(Late 2015)

MacPro(Early 2008)

apple watch sport(38mm)

 

一部ノートとデスクトップは職場で買ってもらった(というか他部署が廃棄したブツを再利用)機材で最新OS非対応なのをPatchを当てて使っているので個人のiCloud環境に接続する必要は本当は無いんだけど、3台だから微々たるものなのかも。

iPhoneの4sと5sもたまに電源を入れて遊んでいるのが良くなかったのかな・・・

 

容量的には写真が一番多い。

 

バックアップは重要なので月額130円を課金して50Gにアップグレードしました。

月に缶コーヒー1本分だと思えばまぁ安い買い物か。

課金タイミングが判らなかったので9月末に容量足りないメッセージが出たけど10月1日になるまで待ってから課金したけど、締め日は契約日から30日後になるみたい。

 

Googleの方はGoogleAppsの無料版に登録してそのまま継続中で一番容量を食う写真のバックアップは容量無制限で無料という事になってしまったので特に困ってない。

 

 

 

デジモンアドベンチャーtri. 第5章「共生」(映画感想文)

初日なのでレイトショーでもほぼ満席

 

最初に今までの粗筋を文章で表示してくれるのでなんとか思い出せる。

デジタルワールドに行ってパートナーデジモンと再会してまた仲良くなったり

メイクーモンが超進化というかハイパー化して現実世界で破壊活動を開始したりしてた

選ばれし子供達もデジモンを持っているのでマスコミや警察に追われるので自宅には帰れなくなり、夏休み中の学校へ避難する。

 

夏休みの学校で泊まり、男女混合というと怪談話。

本気で嫌がるヤマトは一寸可愛い。

 

今シリーズ新キャラの芽心と太一の2ショットを眺めるデジモン達。

パートナーに報告するとかしないとか、フォローに誰がいくかとか(結果アグモンがフォロー役になって揉めるシーンは劇場内で一寸笑いが起こった)

 

まぁそんなところだったんだけど、上映が終わって帰ろうとしたら前の席に座っていたカップルと男性一人が一寸揉めていた。

 

ちらっと聞こえた会話ではカップル女子が上映中にスマホで撮影をしていたのを通報しようとした男性をカップル男子が止めようとしている感じだった。

 

上映前に犯罪ですといういつものアレが流れるのは皆知っているはずだけど、本当ならよくやるよなと思った。

 

流石に間に入ったりして揉めるのも嫌なので、会場を出てゴミ回収をしている劇場スタッフに中で揉めている人がいるので止めて欲しいと伝えたら、自分の後に退場してきた人も同じことを伝えてくれて他にも気にしている人はいる様子だった。

 

好きなアニメを見て気持ちよく帰って寝ようとしてたのにそんな野暮なことするなよなーと思いつつ帰宅して缶チューハイ飲んで寝た

ベトナムハノイ出張(現地モバイル事情、Ubar)

出張でハノイへ行ってきたので2017年9月の状況報告

(1円=200ドンで計算)

 

ベトナムは現金文化なので現金が必須。

ノイバイ国際空港到着ロビーにあるATMで引き出すと10万ドン札で出てくるので一寸まし(100万指定すると10枚出てくる、市内のATMだと50万ドン札が2枚出てきて使いにくい)市内のどんな店であっても5万ドン札が一番使い勝手が良いので時間等に余裕があるならある程度の枚数を崩して用意しておいた方が良い(到着ロビーにはカフェが1店舗ある程度だが)

 

ベトナムは2017年9月現在AppleSIM非対応なのでデータ通信用SIMが必要。

到着ロビーにSIMカウンターはいくつか並んでいたけどMobiPhoneにした

ボラれないタクシーとしてUbarを利用する予定だったのでドライバーとの連絡用に通話可能SIMを選択

1か月有効、国内70分通話、6GBインターネットで30万ドン(1500円)プラン1

1か月、通話25分、4Gで25万ドンという安いプラン2もあったが、店員曰くMobiPhoneにしかかけられないとのことでやめておいた。

 

SIMフリーiPhoneの言語設定を英語にして渡すと店員さんがSIMの設定をしてくれるので受け取ったらUbarアプリに電話番号を登録してUbarを呼べる。

Ubarドライバーは英語が出来ない人しかいないという情報もあったが皆、意思疎通は可能だった。

 

ベトナムでのUbarは高級のBlack、ノーマルのX、2輪車のMotoの3種類があってアプリ内決済ができるのはBlackのみなのでBlack推奨(現金のやり取りが発生しないので楽だし物価のお陰でノーマルとの差額は精々50円程度)

 

Ubarサービスイン直後の情報ではBlackは本当の高級車(ベンツとかBMWとか)が来たらしいがBlackでも普通にカローラだったりするけどまぁ気にしない。

 

MobiPhoneのスピードテストはしていないが4Gで接続されてパケ詰まり等のストレスなく利用できた。出張で滞在期間4日では6Gも使いきれない。

 

Ubarは乗る場所は現在地GPS、降りる場所をアプリのマップでタップして指定するので

乗降場所が判りやすいランドマークであれば特に電話連絡もなく到着して車内で会話する必要もない。(ホテル前で乗車して超有名な観光スポットで降りる等)

 

道路横断の際はクラクションを鳴らされても焦って走ったりせず等速で向かってくるドライバーを見ながらゆっくりと移動すればクラクションを鳴らしながら勝手に避けてくれるのでそのうち慣れる。

 

屋台でもカフェでも一品精々3万ドン程度なので5万ドンでお釣りをもらうのが良い。

10万ドン札以上だと屋台だとお釣りがなくて拒否られるのでなるべく崩して持っておくこと。また彼らは数字を英語で言えないのでメニューのない店や雑貨の価格交渉などは筆談が便利

(メモ帳とペン必携、大きめの電卓でも良いけど)

 

スーパーマーケットは盗難防止で鞄は預けないと入れないので、ミネラル水などを調達する場合はコンビニ(市内にサークルKがある)か、スマホと財布のみで鞄を宿においてからスーバーに行くこと。

 

ホテルによってはNHK BS1BSプレミアムが視聴可能。(中国・韓国ではありえないよね)

 

The Circle (映画感想文)

日本公開未定作

 

海外出張の飛行機の中で見た。

エマワトソン主演

 

GoogleFacebookAmazonを全部合体させて超すごくなった様なIT企業サークル

にエマワトソンが転職してきて話がスタート。

 

サークル社内では社員がSNS(サークル)を利用して例えば趣味の合う仲間を見つけて週末を一緒に過ごしたりするんだけど、その活動をSNSにアップして良いねを貰いまくるとか、そういうソーシャルでのアクティビティが社員の評価に繋がるというストーリーの最初でもういきなり気持ち悪い世界だと思ってしまった。

 

この世界(というかサークル社)では非公開は悪、公開することが正義ということになっていて支援している政治家が通話もメールも公用、私用問わず全てを公開するとか言い出すシーンもあったり、難病の家族は会社の保健を適用させて治療できる代わりに難病のデータを取得して機械学習創薬に結び付けて儲けるとか色々やってる(データ取得と称してライフログリストバンドと家中に監視カメラを設置して生活をネットで24時間リアルタイム中継)

 

エマワトソンも会社の内部を探ろうとして嵌められて私生活を24時間ライブ中継する世界初の人に祭り上げられてしまう。小型のライブカメラを服に付けて生活するんだけどそれって風呂とかトイレとか恋人とのセックスとかどうすんだ?オラワクワクすっぞ。

とか思ってみてたけどそんなシーンはもちろんなかったw

(就寝時とトイレ入室最初の5分間はカメラがオフになるという説明は流れの中で出てくる)

 

鹿の角で工芸品を作って生活しているアーティストな友達がエマワトソンの不注意でSNSに写真が上がったせいで鹿殺しと言われて炎上してしまって険悪ムード

最終的にはSNSの連中の追跡から逃げようとして事故死してしまう。

 

友達の死をきっかけに復讐しようとしてサークルの社長(トムハンクス)を逆に嵌めていろいろ隠して儲けている事実をばらされて失脚しておしまい。

 

気持ち悪い社会だなぁという感想と最後も社長がいろいろばらされて苦笑いするくらいなので爽快感とかもあまりないし、ギャガ辺りが買い付けて単館ロードショーレベルかなと思う。

 

 

ベイビードライバー(映画感想文)

菊地成孔がラジオで見ろと言っていたので見てみた。

 

東京はもう公開が終わっていたので、横浜で探して港北109でレイトショー

初めて行った横浜市営地下鉄ブルーライン南センター駅は駅前広場に出た瞬間

生粋のハマっ子に一寸失礼かもと思いながら海浜幕張みたいだと思ってしまった(怒られそうだと思ったけど、そもそも千葉の方がここをもとに作ったのかもしれない)

 

映画のストーリーは大筋は良くある感じ。

犯罪組織の凄腕ドライバーにロマンスがあって抜けたいのにずるずる仕事をさせられて、逃げ出すんだけど失敗して組織に追いかけられて結果警察に捕まってしまってという感じ。

過去の事故で耳鳴りが止まない凄腕ドライバーのベイビーはイヤホンで音楽を流すと耳鳴りが止まって思考がクリアになってスーバードライバーになるので警察の追跡をかわせるという設定

 

音楽はiPodで聞くんだけど気分によってiPodごと変えるという性格で沢山のiPodを持っている

その中には子供の頃に両親からプレゼントされた初期型iPodもあって、それが両親が死んでしまった事故で一緒に壊れてしまっているのに手放せないとか、妙にデコったiPodは誰から貰ったのか?とか、人の会話の一部を録音してラップ調のデモテープを作るのを趣味にしているとか(カセットテープに録音している)色々仕掛けがあって全編音楽が流れるんだけど、どれも結構良い曲でまた聞きたくなる。

 

菊地成孔Amazonでは画びょう一個すら買わないようにしていたのにサントラが欲しくてたまらなかったのでとうとうAmazonで注文してしまったと言っていたし、自分も一寸欲しい。

 

デボラとデブラ、ベイビーとデイビス等々洋楽の歌詞や歌手の知識がもう少しあると面白く感じる仕掛けもあるようでその辺はジャズミュージシャンの菊地成孔がラジオでいろいろと語っていた(ネタバレしない程度に)4回見て1度の上映中に3回泣いたって言ってたかな?私は同じ映画を2度見る趣味は無いけどやっぱりサントラは一寸欲しいかも。