真夜中のプロジェクト

国立研究開発法人ジプシーのぼんやりした日記

オールドゲーム

老後の楽しみにしようと大事にとっているゲーム達が結構な量で実家に眠っている。

レトロフリークが出たので、いくつか遊んでみようということでレンタカー借りて

実家から今の自宅までいくつか輸送して遊んでみました。

 

当時あれほどはまったのにまぁつまらないこと。

ゲーム会社でプログラマーをやっていたときの職業病(だいぶ薄れたけど)で

画面描画などのテクニカルな部分や政治的な部分が思い出されてしまいやっぱり純粋には楽しめないと思ってしまった。

思い出補正以外の効果が考えられず、WiiUもPS4も買っていないのでゲームに対する情熱が大分薄れてしまった。 

 

倉庫と化している実家は両親が元気なうちに何とかしたいということもあり

いくつか手放すことにした。

 

遊びもしないのにワゴンソフトを漁っていたころなら断腸の思いでということになるかと思ったけど、今回レトロフリークでいくつか遊んでみて意外とあっさり手放す気になった自分にちょっと驚いた。

 

オークションを使ってちまちまと売った方が結果として高くなるのだろうけど

今は住んでいないので通うの大変だしそんな悠長なこともできないので、出張買取をしている

秋葉原Beepに連絡をしてみた。

 

会社所在地は埼玉県羽生市なんだなーとか株)3月ウサギの森という社名は

同じく秋葉原にある3月兎とは何か関係があるのだろうか?とか思ったりした。

 

それにしてもメールベースの買取査定額でSSとDCが800円だったのには腰抜けた・・

セガハード(特にMD)には青春をささげたのでちょっとこの値段では手放すのはつらいので、そのほかのソフトやノベルティを査定してもらおう。

 

 

 

サイボーグ009 Call of justice(映画感想文)

サイボーグ009 Call of justice

 

全三部作で各部2週間限定公開で年内には終わる様子。

Re:CyborgからまたCGキャラクターの造形が変わって、安っぽくなった。

 

髪の毛がのっぺり、演技も10年前のCGアニメかゲームソフトのような

直線的な動きで仕草というようなものはなかった。

ゲームCGで慣れているからか、それほど気持ち悪いということはないけれども

動きからは生きている感じが全く感じられないので人形劇を見ている感覚になる。

(CGアニメだし全く当然だということでもあるけど)

 

Re:Cyborgはキャラクターの息吹という意味ではもう少しましだったような気がしたのだけれど、3D上演版をみたのでそれどころではなかったのかもしれない(見返す気はあまりない)

 

そんな感じなので、特に内容についても見るところなし。

ブレスドと呼ばれる人類の歴史を大昔から陰から操っている超能力者集団と戦う

ついでに国連軍とも戦う(ラストで嫌疑をかけられるような逃げ方しちゃうし)

あまり面白くなかったので、あと2編あるけどどうしようか迷う。

 

それよりもこの世界の片隅にを何とか年内に見たいですね。

新宿テアトルは今週末土日も全回立ち見だったので断念しました。

ヒット中なので上映はもう暫く続けてほしいです。

風俗という病(読書感想文)

・風俗という病

山本晋也

 

雑誌連載を集めたものらしい、地の文(山本晋也の言葉)とインタビューを受けている人の言葉の区別がつきにくくて読んでいて混乱することが多かった。

どっちが語った言葉なのかわからない部分が結構ありました。

 

前回の東京五輪で筆者は市川崑の映画、(東京オリンピック)の撮影に関わっていたとのことで、その辺の記録が生々しい。

 

表向きは綺麗で成功したように見える前回のオリンピックも裏側では断水の連続だったとか、開会式の上空で鳩が舞っていたけどそのあとフンを避けるのに選手も観客も大変だったとか、そういう情報はその場にいた本人だからわかることで決してマスコミでは語られない当時の東京の姿だと思いました。

多分次の東京オリンピックもそうなんでしょうね。

 

貧しい国へ医療支援に行くボランティア医師に聞いた話も興味深かった。

世界規模で見て、人間にとっての幸せとは屋根のあるところで寝られて、その日一日食べるものがあることだということ。

その意味で行くと日本の幸せレベルは異常だし、だから税金も高いんだというような話が書いてあってなるほどと思った。

 

あとは山谷でホームレス向けのホスピスを経営している人の話も面白い。

ボランティアベースなのにカトリックの教会を回って援助を申し込むとぎりぎり

赤字を回避できるくらいのペースで寄付がもらえる。

マザーテレサの活動もそういったカトリックの金で支援されているらしく

カトリックにはよくわからないけどたくさんの金を動かせる力があるという話は面白かった。

 

もう少しピンクよりの話かとも思ったんだけど、意外とそうでもなかった。

novas Home+CA

今の職場に移ってから3年ほど経ちますが、自宅ネット環境はWiMAXです。

ソネットでの利用で端末は0円のモバイルルータ(HWD15)を利用していましたが

2年が経ちバッテリーが膨張しています。

バッテリーの交換はできない機種なので、機種変更をしたくなりました。

 

調べたところ、ソネット経由の契約でも機種変更ができることを知ったので

申し込んでみました。

機種変更 | WiMAX | So-net

 

モバイルルーターでも持ち歩かず自宅に据え置きにしているのでタイトルの据え置きタイプのルーターを選択、価格は1000円でした。

モバイルルータータイプには0円もありましたが、モバイルルーターではアンテナ受信感度があまりよくなく、ストレスがたまる時が多々あったので巨大なアンテナを有した据え置きルータータイプにして受信感度が少しはましになってくれると良いなという期待もあります。

 

届いたので早速設定。

WiMAXでもSIMカードを差し替えるだけで機種変更は終了。

受信感度の良い場所を探すのに一苦労、もう少し検証しないとダメかも。

 

ルーターDHCPを利用して宅内の機器をすべて繋いでいて、今までのIPアドレスセグメントと少し変わっているので、少々設定変更が必要。

PCやスマホはすぐ繋がりましたが、手動で設定変更しなければいけない機械がいくつかあるのでこれも変更しないといけない(TimeCapsuleとPS3nasne)

この辺は今日帰ったらまたやろう。

島はぼくらと(読書感想文)

・島はぼくらと

辻村深月

 

瀬戸内海の架空の島(冴島)に住む高校生の男女4人の話

といっても恋愛でドロドロとかは無いし、島でののんびりした生活とか

気候の良さそうな処(Iターンで島に来ている登場人物もいるくらい、良いところ)

が目に浮かんで実際に行ってみたくなった(架空だけど)

 

幻の脚本を探すとか、医者のいない島で子供が病気になるとか、本土に渡って音信不通になっているおばあちゃんの友達を探すとか、受験とかそんな話が続いていく。

 

高校は本土にあるのでフェリーで通い、ダイヤの都合で放課後の部活動に参加できないとか、島には中学までしかないし早い子は高校から本土で一人暮らしをしてしまうので親子でいられる時間が15年だと割り切って(というか覚悟して)暮らしている島の母親たちとか、兄弟の契りを交わすとか。

 

理想的な田舎って感じで良いなぁと思って読んでいた(多少のいざこざはあったりするけど、そんなのどこでも一緒だしね)

 

最近の本を選ぶ自分ルールは同じ作家は続けて買わないことにしていたつもりだったのだけれど(水鏡推理シリーズを続けて買ってるので既に守れてないですが)

辻村深月はハケンアニメに続いて2作目を読んでしまった、シリーズでもないのに

手に取ってしまったのはそれだけ自分にとって魅力的な作家だということかなと思った。

他作品も読むかな。

 

感想文:NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」

見た。

 

宮崎駿の作品を30年以上は見ているので楽しみにしていた。

見終わっての感想は一言、面白かった。

もう繰り返して5回くらい見ている。

永久保存版

 

人に対して怒っていたりとか、冗談を言って周りを笑わせたりという宮崎さんの両面がちゃんと見られてよかった。

 

以前の密着ドキュメントであったような宮崎さんの名言をまとめたサイトが出てくるかと思ったら今回はちょっと違いました。

 

個人的に心に響いたのは

「映画を完成させたときに情けない思いをしないことが一番大事、ああ、やっておけばよかったってことが絶対ないように。やったけどダメだったねというほうがマシなんだよ」

念を押すように「本当にそう」というのも良い。

 

後悔しないように今できることを懸命にやらなきゃと思いました。

(頑張ろう)

 

ネットで話題になった川上氏のプレゼンに対する怒りは見ていて痛快で、初見から笑ってしまいました。

ドワンゴの川上氏やUEIの清水氏はネット上でも有名人なので顔は知っていたしゲーム・WEB業界では仕事をしていたことがあるので全く知らない分野でもなかったし興味津々で見ていましたが、宮崎さんに対してゾンビの動きでプレゼンをするのはリスキーでしかないとファンなら絶対にわかる。

それなのにプレゼンを進めてしまった川上氏はジブリの社員でもあるはずなのに、彼のことを全然理解していないし、ジブリには金や名声のためにすり寄っていっただけなんだなとまるわかりで川上氏の考え方が見えたような気がしました。またプレゼンのやり方そのものも(映像には映らなかったけど半笑いでのトークなど)は宮崎さんにとっては不快でしかなかったと思います。

清水氏が答えた人間のように描ける機械を作りたいという方向も、AIなら人間が思いつかないような面白い動きを付けることができますというプレゼンの内容と噛み合ってないし、不満を持たれて当然かと思いました。

 

やっておけばよかったという後悔をしないようにしなさいというところを見て自分を奮起させるために暫くは繰り返して見る。

 

 

 

 

 

鈴木このみBirthDay Live Cheers.

幕張メッセイベントホール

 

お誘いいただいたので、ありがたく参加してみた。

20歳のバースデーライブとのこと。

声優?なのかアニソン歌手?なのかも知らずに参加しましたが途中のMCでアニソン歌手だと判明。

 

開園30分前に集合して入って、座席を確認した後、物販の列に参加しました。

イベントホールの外周を1/4程ぐるっと行列させられて、並んでいる途中で

開演時間に間に合わないかもしれないからご了承くださいというアナウンスをされる。

そのアナウンスで何人も抜けて行ってしまった。

隣に並んでいた女の子も10分前くらいまで並んでいたのに、悩みに悩んで結果抜けて行ってしまった。。。あと少しなのに一寸かわいそうだなと思った。

 

ライブはいつも時間ぴったりに始まることはないので(こういう物販行列の解消などを裏で見てくれているのかもしれませんが)私は行列に並び続けて開演時間の17時ころに丁度買い物することができました。パーカーとXLのTシャツが完売で他はあるというのでMサイズのチョコミントTシャツとタオルマフラーとタオルホルダーを購入。1stのCDアルバムも購入(クレジットカードが使えたのが大きい)して、Tシャツに着替えてからゆっくり戻ってもやっぱり始まっていなかったので、途中で抜けちゃった人達はやっぱりかわいそうだったなと思いました。

 

アニソンも見ていたアニメから微妙にずれていて知っている曲が全くなかったので

大体どれも同じに聞こえてしまったけど、パワフルなボーカルと今年既に20回目のライブステージということで度胸というか肝が据わった子だなぁと思いながら見ていました。

MCのイントネーションが一寸変だなと思ったら大阪出身で昨年上京したということも話していたので納得。

15歳からデビューして既に芸歴5年だしアニメロサマーライブにも立っている(後で聞いた話)ので大きい会場には慣れているし場慣れしてるなぁとも思った。

 

肝が据わっていると感じたのはバースデーライブのありがち?なサプライズ演出として

主演アニメの制作決定とかケーキが登場して会場全員でハッピーバースデーを歌うとかいう演出のどちらかで感極まって泣いたりするかな?と思いながら見ていたのですがどちらもそういうことはなく、ただ普通に「え~、ヤバい、すごい」と言って驚くだけだったのでまぁ今どきの子って感じ。

(最近の若い子がヤバいヤバいっていうのは再ブレイク中の出川哲郎氏の影響?)

 

アンコールで最後に歌ったのはアカペラ、最後のフレーズはマイクを口から離してオフマイク気味(腰辺りに持って、感度を上げてそこで拾ってる感じ)にして披露するというなかなかの演出、最後のフレーズをオフマイク気味にするのがその場のアドリブだったら20歳にして物凄い胆力だと思ったけどそんなことはないかな・・・

 

終了後は誘ってくれた方と共に駅反対側に出来ていた商業施設で適当に食事して帰宅