読書
・平松伸二 現在単行本で2巻まで出てます。 平松伸二の半自伝的作品、昔からあるジャンルですが自分が読んでいた作家の自伝が目に付くようになってきました。等と言いつつ漫画にハマったのは私は二十歳過ぎてからなので平松伸二は全く作品を読んだことが無か…
・阿川せんり 表紙が浅野いにおのイラストだったので手に取ってみた。 帯には森見登美彦の推薦文があったのもなんとなく決め手になった。 常にマスクをしていないと落ち着かない20代女子の「くにさきみさと」が主人公 大学を卒業して就職も内定出ていたのを…
赤澤竜也 名前が近しいのでなんとなく手に取ってみた。 巻頭にまずキャラクター紹介がずらっとあってそこで一寸なんだかなぁと思ってしまう。(容姿程度なら読み進めるのに印象がついて読みやすくなりそうだけど、性格や生い立ち、対立していた理事長代理が…
原案・明石家さんま ジミー大西と明石家さんまが出会って弟子(さんまは弟子を取らない主義だと今でも主張しているので作中でも通しているが)になって画家としてフランスに修行に出るまでのお話。 色々バラエティで云われていたので大体知っているエピソー…
・森見登美彦 四畳半神話大系を読み終わったので引き続き読んだ。 樋口師匠など数人被る登場人物(というか小津は出てこないし、後は羽貫さんだけか) はイメージが判りやすくて良い。 京都の街並みを想像させる文章で主人公の男先輩(名前なし)と黒髪の少…
森見登美彦 劇場版公開記念で平積みになっていたので購入。 以前ノイタミナでアニメ化していたのはあまり見ていなかった。 作者が京都大学出身者なので京都の街並みが舞台で地名がいろいろと出てくる きっと地元の人ならイメージしやすいんだろうな等と思い…
湊かなえ こんな辺境のブログでネタバレありと宣言していても言及しにくいラストだった エンディングで真犯人がわかるんだけど、この後どうするんだろう??と思ったところで終わる 後味の悪いエンド(イヤミス、イヤな感じで終わるミステリーをこう言うらし…
住野よる 引きの強いタイトルはまぁそれだけで食指は動きますが、単行本では敬遠しました。 映画になるという帯がついた文庫版になったので漸く買ってみました。 2016年本屋大賞で2位とのこと、確か大賞も買って読んだな。 高校生の男女の恋愛もの、読…
朝井リョウ 冒頭で多数のローカルルールのあるトランプカードゲーム大富豪(育った地方では大貧民だった)のルール説明がある ジョーカーが最強だが、単独で場に出た場合は最弱のスペードの3が唯一ジョーカーに勝てるカードとして出せるルールを紹介。 スペ…
岡田麿里 自伝読んだ。 初期のインタビューでは語られなかった登校拒否時代の事が延々と書かれている。 あの花のじんたんの一寸したことが気になるあの仕草は実体験だったのかと思って納得した。 小学校から高校まで筋金入りの引きこもりで、なんとか卒業し…
早見和真 読みやすいというか、先が気になってどんどん読めてしまった。 死刑判決を受けた凶悪殺人犯の女性がいかに犯罪者になってしまったか 誰かを守るためなのか?人に迷惑をかけないように生きていくためなのか? あまりにも周りに流されすぎて、不憫す…
・野生動物は何を見ているのか―バイオロギング奮闘記 佐藤克文 他 生物学者の人たちが動物にカメラとかを取り付けてどんな餌食べてるかを調べた プロジェクトの紹介本 近い業界にいるけど彼らの云う深海は生物がいるせいぜい100mくらいのことを指していて、…
・出版禁止 長江俊和 ミステリかと思って読んでた、表面的には猟奇殺人なわけだしミステリといえばそうだと思う。 読んでいてひっかかる表現がいくつかあって違和感を感じながら読んでいた。最後の文庫版あとがきまで読んで、その表現そのものがトリックとい…
・水鏡推理VI クロノスタシス 松岡圭祐 次が出ていたので早速。 メインは過労死問題、ちらっと話題に上がる文科省の天下りとか本当にこの作者は話題を取り入れるのが早いなぁ・・ 今までは研究の不正を暴くことばっかりがメインだったのに今作では研究が正し…
・盲目的な恋と友情 辻村深月 また同じ作家の本を買ってしまった・・・ 設定した自分ルールが有効になっていないよ。 結局好きなの読めば良いんだけどさ。 女性作家が描くセックスの描写が生々しくてエロイなと思った。 恋の章と友情の章に分かれていて同じ…
・聖の青春 大崎善生 松山ケンイチ主演で映画になると知ったとき公開前に買って読んだのに感想文書いてなかったので思い出して書く。 村山聖八段(今Wikipediaを見たら追贈で九段になってた)は西の怪童として唯一羽生善治を追い詰めたことのある棋士だと当…
・水鏡推理V ニュークリアフュージョン 松岡圭祐 今まではヒロイン瑞希の周りの官僚が入れ替わることが多かったけど今作は瑞希が別部署へ移動することでキャラが入れ替わった。 調べたい研究対象の項目名と関連キーワードを3つ入れるだけで世界中の文献情報…
・シャーリーホームズと緋色の憂鬱 高殿円 ラノベ久しぶりに手に取ってみた。 一緒に買ったのはずっと買ってる水鏡推理5 コナンドイルのシャーロックホームズを性別逆転させて 舞台はロンドンオリンピック終了直後のロンドンとした作品でした。 シャーロキア…
・ジブリの仲間たち 鈴木敏夫 プロデューサー鈴木敏夫の仕事っぷりについてナウシカからマーニーまで、どんなふうに仕事をしてきたかを書いてあるインタビューの記述本。 ジブリの中の人として、順風ではないけどヒット作連発の裏側の主に宣伝についての苦労…
・風俗という病 山本晋也 雑誌連載を集めたものらしい、地の文(山本晋也の言葉)とインタビューを受けている人の言葉の区別がつきにくくて読んでいて混乱することが多かった。 どっちが語った言葉なのかわからない部分が結構ありました。 前回の東京五輪で…
・島はぼくらと 辻村深月 瀬戸内海の架空の島(冴島)に住む高校生の男女4人の話 といっても恋愛でドロドロとかは無いし、島でののんびりした生活とか 気候の良さそうな処(Iターンで島に来ている登場人物もいるくらい、良いところ) が目に浮かんで実際に行…
・水鏡推理Ⅳ アノマリー 松岡圭祐 氏の他のシリーズは完結しているので、今後はコレがシリーズ化するみたい。 続けて読んでいるシリーズなので続いてくれて結構嬉しい。 文科省は割りと職業柄近い間柄なのでなんとなく親近感を感じたりして、興味深く毎回読…
・ヒーローインタビュー 坂井希久子 阪神球団の代打専門の仁藤全(にとうあきら)という架空人物について、周囲の人にインタビューする形式で語られる物語。 口語で関西弁が延々と書かれているので慣れるまでは読みにくかった。 仁藤以外の人物は多少文字を…
・水鏡推理III パレイドリアフェイス 松岡圭祐 前作からまた時間が経過して、主人公の瑞樹以外はまた人事総入れ替え。 文庫も同時発売の書下ろし単行本なので扱ってる題材がとにかく新しいのがリアルっぽくて面白い。 今作はエンブレム偽造問題、地磁気逆転…
・羊と鋼の森 宮下奈都 2016年本屋大賞受賞作 本屋大賞受賞作は2015年の3位「ハケンアニメ」が結構面白かったので 大賞はいかほどかと思って期待して購入。 羊(フェルトで作られたピアノの弦をたたくハンマー) 鋼(ピアノの音源となる弦) 森(ピアノの反…
・偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論 森林原人 筑駒>専修大という経歴のAV男優さんの本 男優さんで選んで作品を見ることはなかなかないので帯には著者近影が載っているけど やっぱり判らない。 内容は平易な文章で語られていて読みやすい。 自分と相…
・壇蜜日記2 壇蜜 1を買ってみて普段どんなこと考えてるのか?等が垣間見れて面白かったので続きを読んでみた。 前作では男性がちょっと良いペンを使っているのを見るのが好きと書いてあったので そんな人も居るんだなと思って、普段使うボールペンを10…
・ガソリン生活 伊坂幸太郎 文庫のカバー裏に書きおろしのサイドストーリー 寺田克也による登場人物?紹介チラシがおまけというか付録というか折り込みチラシ風に入っていた。 チラシはネタバレがあるので本編読後にしましょうみたいなことが書いてあったけ…
・池上彰教授の東工大講義日本編 この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰 池上さんの東工大講義集の2冊目 バブル景気のころは学生だったのでほとんど恩恵に預かれなかったけど あの狂乱は金利政策の時期の引き伸ばしをアメリカに要請…
・池上彰教授の東工大講義集世界編 この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰 池上さんの東工大講義集 彼の著作を初めて買ってみた。 TVで最近気にしているので読んでみた。 私は学部は経営学部なので経済学を履修したときマルクス経済学もそれ…